
今回は北海道最大にして、最強のパワースポットである北海道神宮へ初詣に行ってまいりました。今年は天候に恵まれて穏やかなお参りができました。
北海道神宮では、くぐる鳥居によってご利益が違うとされていますが、初詣の場合は多くの人が訪れるため、通行が規制され、第二鳥居からしか入ることができません。
北海道神宮には開拓三神と呼ばれる三柱の神様と、明治天皇が祀られています。
開拓三神とは、むかし北海道を開拓するにあたって、明治天皇が北海道鎮護の祭祀を執り行うよう指示をされ、北海道開拓の守護神として以下の三柱の神々が祀られたとされています。
大国魂命- 国土そのものの神霊
大己貴命 - 国造りの神
少彦名命 - 国造りの協力神
気になるご利益ですが、北海道神宮では下記のご利益が期待出来ます。
縁結び・恋愛成就
安産祈願・子授かり・子宝
合格祈願・学業成就
夫婦円満・家内安全
商売繁盛
病気平癒・健康祈願
必勝祈願・勝利成功
技芸・武芸・芸能
旅行・交通安全
参道はかなりの人が歩くことで踏み固められていて、非常に滑りやすいです。
太く立派な注連縄がかざられてます。開拓の神様らしく、五穀豊穣を願う米俵が付いていますね。
いよいよ本殿です。
しかし毎年すごい人で、正面からお参りするとなるとかなり並んで待たなければなりません。混雑を避けるためにも、正面ではなくなるべく横からお参りするとよいようです。
さてお賽銭ですが、よく5円玉を入れる方がいます。これは5円とご縁をかけたもので、他にも硬貨に穴が開いていることから、見通しが利くとも言われています。
一方で金額が高ければ高いほどご利益があるわけでもありません。一万円札には、「万円」を逆にもじって「円満」とみなすこともあるようです。
また、500円硬貨には「これ以上効果(硬貨)かない」ことからあまりふさわしくないという説もあります。
新年のご挨拶が終わったら、御神籤ですね。御神籤には二種類あって、御神籤だけのもの(100円)と、小さい干支の飾りが中に入っているもの(200円)があります。
今年は末吉でした。
冷えた身体を温めるのに、甘酒でも飲みましょうか。初詣には境内に屋台がでるので、甘酒のほかにも蕎麦やうどん、おでん、たこ焼きなどお祭りの定番メニューを食べることができます。
▲甘酒。200円。酒粕ではなく麹から作った甘酒で、すっきりとした甘さ。
掲示してあるPOPではノンアルコールドリンクレベルにアルコール度を抑えてあるとか。
生姜が入っているとうれしかったな。
そんな屋台を眺めつつ人の流れに逆らわず進んで行くと第三鳥居から境内を抜けることになります。
途中で開拓神社があるのでそこでもお参りするのがポイント。北海道神宮のパワーを満遍なく得るには、本殿と開拓神社の両方をお参りするのがベストだと言われているのです。
開拓神社は、北海道の開拓に尽力された方々の苦労をねぎらう目的で建てられたのだそう。
そのため仕事運、勝負運、金運にご利益があるとされています。
両方の神社にお参りが終わったら、初詣も終わりです。お腹が空いたのでお昼ご飯を食べに行くことにしましょう。