喫茶店・カフェなどの飲食店を開業するには、
コンセプトが固まっていることが非常に重要です。
コンセプト(concept)
1 概念。観念。テーマ。
2 創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点。「コンセプトのある広告」
※デジタル大辞林
どんな雰囲気のお店にしたいか、
どんなメニューを出すお店にするのか、
そういった「骨格」がしっかりしてないと
内装を発注するにしてもデザイナーさんに発注できません。
メニューを決めるにしても、ターゲットとなるお客様が決まらなけば、
主力商品の開発はできません。
そうは言っても、この記事を読んでいるような方であれば、
漠然としたイメージをお持ちであったり、
憧れのお店のひとつやふたつはあると思います。
コンセプトを決めるには、たくさんのアイデアを集めて、
そのアイデアをどういったお客様に提供してゆくのかを考えるとスムーズに進みます。
アイデア:こういうことがしたい
コンセプト:誰にそのアイデアを提供したいのか
アイデアといっても、ただ自分のしたいことだけではなく、情報収集を心がけてください。
・いま流行りのものは「なに」か
・繁盛して話題になっている店舗を観察する
そういった、たくさんのアイデアのなかから取捨選択して、
そのイメージにさらに肉付けをして、自分なりのお店の設計図を作ります。
次の記事では、コンセプトを考えてゆくうえで、
さらに細かく、踏み込んだ内容にするためのコツをご説明します。